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北朝鮮グループ由来の新種トロイの木馬「BANKSHOT」が判明 - 米政府が注意喚起

北朝鮮政府が関与すると見られる攻撃グループ「HIDDEN COBRA」が、トロイの木馬「BANKSHOT」を用いた攻撃活動を展開していることがわかった。米政府では、同マルウェアに関する詳細を公開し、注意を呼びかけている。

米国土安全保障省(DHS)および連邦捜査局(FBI)が調査を実施。DHSの国家サイバーセキュリティ通信統合センター(NCCIC)とUS-CERTがマルウェアの詳細や、脅威インテリジェンス情報について「STIX形式」で公開したもの。

「HIDDEN COBRA」に関しては、11月にも攻撃で利用された2種類のマルウェア「Volgmer」「FALLCHILL」に関する情報が公開されており、「FALLCHILL」については、日本国内でも検知されている。

今回明らかとなった「BANKSHOT」は、Windowsで動作するトロイの木馬で、少なくとも7種類の実行ファイルが利用されていることが判明。一部はセキュリティ対策ソフトのインストーラなどに偽装されていた。

(Security NEXT - 2017/12/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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