市営駐輪場のウェブ申請に不具合、他人の身分証明書が閲覧可能に - 浦安市
千葉県浦安市は、市営駐輪場のウェブによる一部利用申請において、他申請者の身分証明書画像が表示される不具合が発生していたことを公表した。
同市によれば、1月10日10時よりウェブで受付開始した2018年度における市営自転車駐車場の利用申請において、個人情報を入力した後の内容照会時に、前年度の申請者の身分証明書画像が表示される不具合が発生したという。
受付開始の約1時間後、利用者から指摘があり問題が発覚。ウェブサイトの公開を停止し、指定管理者であるうらやす財団が調査を進めている。
本来、身分証明書の画像にはランダムの整理番号が付与されるが、同システムの不具合により、2017年度の利用者と2018年度の申請者で一部重複が発生。同じ番号が付与された画像が閲覧可能な状態になった。
今回の問題で画像が閲覧可能だった件数は29件だが、そのうち27件は入力後に照会を行っておらず、閲覧されていないとしている。同市では対象となる利用者へ電話で説明を行うとともに謝罪。申請の受付を1月17日より再開した。
(Security NEXT - 2018/01/19 )
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