Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Ciscoセキュリティ製品に深刻なRCEの脆弱性 - Catalyst向けモジュールにも影響

Cisco Systemsが提供する「Cisco Adaptive Security Appliance(ASA)」などに深刻な脆弱性が含まれていることが明らかになった。

20180130_cs_001.jpg

ASAソフトウェアの「SSL VPN」に脆弱性「CVE-2018-0101」が存在することが明らかとなったもの。脆弱性の重要度は「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

細工したXMLパケットにより脆弱性が悪用されると、リモートよりコードを実行されてシステムの制御を奪取されたり、サービス拒否に陥るおそれがあるという。

「ASAシリーズ」をはじめ、バーチャルアプライアンス「ASAv」「Firepowerシリーズ」のほか、「Catalyst」向けに提供されている「ASAサービスモジュール」なども影響を受ける。

同社では、脆弱性を解消したアップデートを用意。利用者へ対応を呼びかけている。

(Security NEXT - 2018/01/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「SecureAge Security Suite」に深刻な脆弱性 - アップデートを
ネットワーク監視ツール「WhatsUp Gold」に深刻な脆弱性
「OpenVPN」に深刻な脆弱性 - 2024年6月の更新で修正済み
Xerox製印刷ワークフロー管理ソフトに複数の脆弱性
SonicWall製ファイアウォールに脆弱性 - 認証回避や権限昇格のおそれ
プラネックス製ルータ「MZK-DP300N」にXSS脆弱性
HPE Arubaの無線LAN変換ブリッジに脆弱性 - PoC公開済み
Cisco、セキュリティアドバイザリ3件を公開
Palo Altoの「Expedition」に複数脆弱性 - 2024年末にEOL
「VMware Aria Automation」にSSRF脆弱性 - アップデートで修正