「ウイルスバスター」導入環境にdllハイジャックの脆弱性
トレンドマイクロが個人や法人向けに提供している「ウイルスバスター」など一部製品をインストールした環境において、意図せずライブラリファイルが読み込まれる「dllハイジャック」の脆弱性が明らかとなった。
Windows向けの対象製品に含まれる「ユーザーモードフックモジュール」に脆弱性「CVE-2018-6218」が判明したもの。
対象製品を導入している環境において、他アプリケーションのインストーラを実行した際、他アプリケーションのインストーラと同じディレクトリ内にあるライブラリファイルが読み込まれるおそれがある。
同脆弱性は、三菱電機インフォメーションシステムズの太田英憲氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。トレンドマイクロでは、各製品向けにクリティカルパッチや修正プログラムをリリースした。
(Security NEXT - 2018/02/15 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「SecureAge Security Suite」に深刻な脆弱性 - アップデートを
ネットワーク監視ツール「WhatsUp Gold」に深刻な脆弱性
「OpenVPN」に深刻な脆弱性 - 2024年6月の更新で修正済み
Xerox製印刷ワークフロー管理ソフトに複数の脆弱性
SonicWall製ファイアウォールに脆弱性 - 認証回避や権限昇格のおそれ
プラネックス製ルータ「MZK-DP300N」にXSS脆弱性
HPE Arubaの無線LAN変換ブリッジに脆弱性 - PoC公開済み
Cisco、セキュリティアドバイザリ3件を公開
Palo Altoの「Expedition」に複数脆弱性 - 2024年末にEOL
「VMware Aria Automation」にSSRF脆弱性 - アップデートで修正