「Citrix XenServer」に複数脆弱性 - ホストが停止したり侵害されるおそれ
「Citrix XenServer」に複数の脆弱性が含まれていることが明らかになった。いずれもゲストマシンより悪用が可能で、ホストサーバに影響を及ぼすおそれがある。

Citrixでは修正を強く推奨
同社によれば、「同7.3」から「同7.0」までのバージョンにサービス拒否の脆弱性「CVE-2018-7540」「CVE-2018-7541」が存在することが明らかとなったもの。
さらに「同7.0」「7.1 LTSR Cumulative Update 1」に関しては、「Open vSwitch」におけるMPLSパケット処理でバッファオーバーフローが生じ、任意のコードを実行されるおそれがある脆弱性「CVE-2016-2074」が含まれるという。
脆弱性を悪用することで、ゲストの仮想マシンよりホストサーバを停止させたり、リモートからホストサーバを侵害することが可能だとしている。
脆弱性の判明を受け、同社では脆弱性を修正するホットフィクスをリリース。できる限り早く適用するよう強く推奨している。
(Security NEXT - 2018/03/22 )
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