Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

MS、月例パッチで脆弱性67件を解消 - 2件でゼロデイ攻撃が発生

マイクロソフトは、5月の月例のセキュリティ更新を公開した。「Adobe Flash Player」の脆弱性を除き、CVEベースで67件の脆弱性を解消した。すでに2件の脆弱性に関しては、悪用が確認されている。

20180509_ms_001.jpg
アップデート情報を確認できるマイクロソフトのセキュリティ更新プログラムガイド

各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にセキュリティ更新をリリースしたもの。

アップデートを通じて、「Windows」や同社ブラウザの「Internet Explorer」「Microsoft Edge」をはじめ、「Office」「Exchange Server」「ChakraCore」「.NET Framework」の脆弱性を解消したという。

同日公開された「Adobe Flash Player」の脆弱性に対しても、アップデートを実施している。

(Security NEXT - 2018/05/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Sophos Firewall」に複数の深刻な脆弱性 - 影響は1%未満
国内携帯3キャリアのシャープ製無線ルータに深刻な脆弱性
オブジェクトストレージ「MinIO」に深刻な脆弱性
侵入初期に狙われる「FortiClient EMS」の既知脆弱性に注意
BeyondTrustのリモート管理製品に深刻な脆弱性 - 悪用も確認済み
アイ・オー、ルータ脆弱性を解消するファームウェアを公開
「Next.js」に認可をバイパスされる脆弱性 - アップデートで修正
米当局、IPカメラやNVRの脆弱性悪用で注意喚起 - EOL製品は使用中止を
Fortinetの複数製品に脆弱性 - 「クリティカル」も
ブラウザ「Chrome」にアップデート - 複数の脆弱性を解消