2段階認証の設定に見せかけた「LINE」のフィッシングが再度発生
「LINE」を装うフィッシング攻撃が再び確認されており、フィッシング対策協議会が注意を呼びかけている。
誘導先のフィッシングサイト(画像:フィ対協)
問題のフィッシングメールは、「二段階パスワードの設置」といった件名で送信されているもので、「LINEアカウントの盗用が多発している」などと説明。
メールの本文に記載したURLに誘導し、メールアドレスやパスワードを詐取しようとしていた。
二段階認証について本文では「二級パスワード」などと表現しており、日本語を母国語としない攻撃者がメールを作成した可能性が高い。
同協議会では、JPCERTコーディネーションセンターへ同サイトの閉鎖に向けた処理を依頼しているが、フィッシングサイトはURLを変更しつつ次々と立ち上げられているとして、類似した攻撃へ注意するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2018/06/07 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「au PAY」装うフィッシング - ポイントプレゼントなどと誘惑
プレゼント装うフィッシング詐欺 - 本人確認と称してクレカ情報詐取
貸金庫取引を装った詐欺メールに注意喚起 - 三菱UFJ銀
「RDPファイル」添付した標的型攻撃メールに警戒呼びかけ - 米当局
「レイク」「オリックス」の偽メールに注意 - 狙われる消費者金融ブランド
標的型攻撃メール訓練サービスに「サポート詐欺」対策など追加
JR西日本の「WESTER」装うフィッシング - ポイントプレゼントで誘惑
「プロミス」装うフィッシングメール - 偽サイトに誘導
「アイフル」装う偽メール - 融資関連の連絡やフィッシングの注意喚起を偽装
JAバンクの利用者を狙うフィッシング攻撃