「ColdFusion」に深刻な脆弱性、セキュリティアップデートが公開
Adobe Systemsは、「ColdFusion」に複数の深刻な脆弱性が含まれているとして、セキュリティアップデートをリリースした。
「同2018」「同2016」「同11」にあわせて9件の脆弱性が判明し、対処したもの。重要度が3段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は、信頼できないデータのデシリアライズ処理により、コードを実行されるおそれがある脆弱性4件など含むあわせて6件。
また1段階低い「重要(Important)」とされる脆弱性2件や、さらに1段階低い「中(Moderate)」とレーティングされた脆弱性1件に対処した。
同社ではセキュリティアップデートとして、「同2018 Update 1」「同2016 Update 7」「同11 Update 15」を用意。適用優先度を3段階中2番目にあたる「2」とし、30日以内を目安にアップデートするよう利用者へ呼びかけている。
アップデートで解消された脆弱性(表:Adobe Systems)
(Security NEXT - 2018/09/12 )
ツイート
PR
関連記事
「Sophos Firewall」に複数の深刻な脆弱性 - 影響は1%未満
国内携帯3キャリアのシャープ製無線ルータに深刻な脆弱性
オブジェクトストレージ「MinIO」に深刻な脆弱性
侵入初期に狙われる「FortiClient EMS」の既知脆弱性に注意
BeyondTrustのリモート管理製品に深刻な脆弱性 - 悪用も確認済み
アイ・オー、ルータ脆弱性を解消するファームウェアを公開
「Next.js」に認可をバイパスされる脆弱性 - アップデートで修正
米当局、IPカメラやNVRの脆弱性悪用で注意喚起 - EOL製品は使用中止を
Fortinetの複数製品に脆弱性 - 「クリティカル」も
ブラウザ「Chrome」にアップデート - 複数の脆弱性を解消