【特別企画】突如企業を襲うサイバー攻撃、被害低減のポイントを名和氏が解説
「DDoS攻撃をはじめとしたサイバー攻撃は、依然として猛威を振るっている。その多くは、被害を受けた企業がブランドイメージを守るために秘匿されている」と名和利男氏。
名和利男氏
2018年2月以降、象徴的な攻撃キャンペーンが立て続けに発動された。代表的なキャンペーンのひとつは「Opnuke」だ。これは原子力発電所や関連機関への攻撃を促すものだった。
同様に発動されたのが、「Opwhales」だ。「Opwhales」は、捕鯨団体、イルカ漁に広い意味で関連する団体が標的となった。
同氏によれば、攻撃の手段もさらに性質が悪くなっている。「ウェブの改ざん」や「DDoS攻撃」にくわえ、個人情報をさらす卑劣な「Doxing」の常態化だ。攻撃者は標的とした企業、団体の経営者や従業員のありとあらゆる個人情報を窃取し、インターネット上に公開している。
日商エレクトロニクスが8月21日に都内で開催した「DDoS Solution Community 2018」では、アーバーネットワークスの名誉アドバイザーを務める名和氏が登壇。
名和氏は、攻撃の背景にある複数の社会的な動向、攻撃者の置かれた状況や動機などを分析。これら攻撃から得られた教訓をもとに、予兆を知るため監視方法や、被害を抑えるためのポイントなどを説明した。
現在、同イベントで用いられた名和氏の資料が日商エレクトロニクスのページにて無料で配布されている。ぜひ名和氏のノウハウを参考にしてほしい。
(提供:日商エレクトロニクス - 2018/09/25 )
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