経産省、「サイバー・フィジカル・セキュリティ対策フレームワーク」のパブコメ結果を公表
経済産業省は、「サイバー・フィジカル・セキュリティ対策フレームワーク」のパブリックコメントを実施し、結果を取りまとめた。国内外から318件の意見が寄せられたという。
同フレームワークは、AIやIoTの利活用が進んだ「Society5.0」や「Connected Industries」において、産業界に求められるセキュリティ対策の全体像を、同省の産業サイバーセキュリティ研究会ワーキンググループが取りまとめたもの。
各事業者が同フレームワークを活用することで、「Society5.0」や「Connected Industries」の実現に求められるセキュリティの確保や、製品、サービスのセキュリティ品質を確保することによる差別化、競争力の強化といった効果が期待できるとしている。
同省ではパブリックコメント案を公開し、4月27日から5月28日まで意見を募集。今回、日本語で245件、英語で73件の意見が提出され、同省では意見の概要と意見に対する同省の考え方を示した。今後は寄せられた意見を踏まえて、同フレームワークの策定に向けた取り組みをさらに進めるとしている。
(Security NEXT - 2018/10/02 )
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