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ファイル送受信用アプライアンス「FileZen」に複数の脆弱性

大容量ファイルの送受信が行えるソリトンシステムズ製アプライアンス製品「FileZen」に、複数の脆弱性が含まれていることがわかった。アップデートが呼びかけられている。

「同4.2.1」から「同3.0.0」において、ディレクトリトラバーサルの脆弱性「CVE-2018-0693」や、OSコマンドインジェクションの脆弱性「CVE-2018-0694」が含まれていることが明らかとなったもの。

リモートより任意のコマンドを実行され、アプライアンス内のファイルが窃取されたり、攻撃の踏み台として悪用されるおそれがある。

同社が利用者に脆弱性を周知するため、情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。

同社では脆弱性の修正や、監視ログの出力機能を追加した「同4.2.2」を用意。利用者にアップデートを実施するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2018/10/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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