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ソフトバンク携帯電話、4時間半にわたり障害 - 原因は証明書の期限切れ

ソフトバンクの携帯電話サービスにおいて、12月6日13時半過ぎから18時過ぎにかけて通話などができなくなる障害が発生した。全国をカバーする交換機のソフトウェアが原因だったという。

今回の障害では、ソフトバンクおよびワイモバイルの4G携帯電話サービスと、固定電話サービス「おうちのでんわ」が、全国規模で利用できない、または利用しにくい状況に陥った。家庭向けWi-Fi‎サービス「SoftBank Air」についても、一部地域で同様の影響を受けたという。

障害の原因は、Ericsson製のパケット交換機「Serving GPRS Support Node−Mobility Management Entity(SGSN−MME)」のソフトウェア。利用する交換機すべてで障害が発生した。

ソフトバンク以外にも、同じシステムを利用する11カ国の通信事業者においても、ほぼ同時刻に同様の問題が発生したという。

Ericssonによれば、2種類の特定バージョンを利用している場合に影響があり、原因は顧客の環境にインストールされたソフトウェアに含まれる証明書の期限切れだと見られている。

同社では根本的な原因を把握するため、さらなる調査を進めるとともに、不具合が生じたソフトウェアの利用を中止した。

ソフトバンクでは、ソフトウェアを旧バージョンへ戻すことでシステムを復旧。再発防止策の徹底を図りたいとしている。

(Security NEXT - 2018/12/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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