Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

WordPress向けスパム対策プラグインにXSSの脆弱性

コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「WordPress」向けに提供されているプラグイン「spam-byebye」に脆弱性が含まれていることがわかった。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、「同2.2.1」および以前のバージョンにクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2018-16206」が見つかったもの。同プラグインの設定ページへアクセスできるユーザーが影響を受けるという。

同脆弱性は、坂上良朗氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。開発者より脆弱性を修正した「同2.2.2」がリリースされている。

(Security NEXT - 2019/01/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「a-blog cms」に脆弱性、すでに攻撃も - 侵害状況の確認を
「Firefox」にアップデート - Chromeゼロデイの類似脆弱性に対処
「Microsoft Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消
「Chromium」ベースのブラウザ利用者はアップデート情報へ注意を
「Ghostscript」に複数の深刻な脆弱性 - 最新版で修正
「PowerCMS」に複数脆弱性 - アップデートで修正
「Next.js」脆弱性の概念実証が公開 - 脆弱なサーバを探索する動きも
「CrushFTP」に認証回避の脆弱性 - 早急にアップデートを
「Sitecore CMS」の既知脆弱性を狙う攻撃 - 米当局が注意喚起
Kubernetes「ingress-nginx」に脆弱性 - シークレット漏洩のおそれ