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「Amazonプライム」の会員狙うフィッシング - ブランド名を誤るミスも

「Amazon」を装うフィッシングメールが確認されたとしてフィッシング対策協議会が注意喚起を行った。

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誘導先のフィッシングサイト(画像:フィ対協)

今回確認されたフィッシング攻撃では、「Amazoneプライムのお支払いにご指定のクレジットカード有効期限が切れています!」といった件名の偽メールを送付。不安を煽り、偽サイトへ誘導する手口だった。

メールの本文では、「Amazonプライム会員資格が更新を迎えるが、有効なクレジットカードが登録されていない」などと説明。誘導先で偽のログイン画面を表示してアカウント情報を詐取しようとしていた。

またメールの見だし部分は「Amazon.com」と記載する一方、本文では「Amazon.co.jp」となっていたほか、メールの件名に「Amazone」と初歩的なスペルミスが見られた。誘導先のフィッシングサイトでも「Amazone.co.jp」とブランドの綴りが誤っている。

(Security NEXT - 2019/01/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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