児童の個人情報含むCD-ROMを紛失、判明は11月 - 大阪府
大阪府は、児童養護施設などに入所している児童の診療報酬請求明細書などが記録されたCD-ROMを紛失したことを明らかにした。
同府によれば、2018年10月に社会保険診療報酬支払基金から送付された一部CD-ROMが所在不明となっているもの。
児童養護施設などに入所している児童に関する2018年8月診療分のレセプトを保存したCD-ROMで、児童34人の氏名や性別、生年月日、傷病名、診療内容、保険者番号などが含まれる。CD-ROMにはセキュリティ対策が講じられているという。
2018年11月に9月診療分のCD-ROMをロッカーに保管した際、同じロッカーに保管しているはずの8月分のCD-ROMがないことが判明。執務室や倉庫を捜索したが見つからなかった。ロッカーは複数の職員が利用しており、ほかの書類なども保存されているという。
同府では、12月に対象となる児童の保護者に事情を説明して謝罪した。今後はディスクを保管する場所の変更や、管理簿を記載するなど、再発防止に取り組むとしている。
(Security NEXT - 2019/02/12 )
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