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Javaフレームワーク「Nablarch」に深刻な脆弱性 - 早急に対応を

Javaアプリケーションフレームワーク「Nablarch」に複数の脆弱性が含まれていることがわかった。悪用された場合に影響が大きいとして注意喚起が行われている。

同製品は、企業で利用する情報システムを開発するために設計されたJavaアプリケーションフレームワーク。TISが開発を手がけており、GitHubを通じて公開されている。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同5系統に複数の脆弱性が含まれていることが明らかになったもの。

汎用データフォーマット機能において、XML外部実体参照(XXE)処理の脆弱性「CVE-2019-5918」が存在。悪用されると情報漏洩やシステムが停止するおそれがある。

(Security NEXT - 2019/02/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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