Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

サービスプロバイダ向けVMware製品にセッションハイジャックの脆弱性

VMwareは、「VMware vCloud Director for Service Providers(vCD)」に深刻な脆弱性が含まれているとして修正を行った。

「同9.5.x」にセッションハイジャックの脆弱性「CVE-2019-5523」が明らかとなり、対処したもの。

リモートより悪用が可能となる脆弱性で、テナントポータルやプロバイダポータルへアクセスする際のセッションを乗っ取ることが可能となるという。重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

同社では、修正版として「同9.5.0.3」をリリース。「同9.7.x」「同9.1.x」「同9.0.x」については脆弱性の影響を受けないとしている。

(Security NEXT - 2019/04/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「NVIDIA License System」に脆弱性 - 情報漏洩やDoSのおそれ
Kubernetesの「gitRepoボリューム」に脆弱性 - アップデートで修正
危険な脆弱性タイプのランキング - CSRFやコード挿入が上昇
米当局、AppleやOracleの脆弱性悪用に注意喚起
「Adobe InDesign」に定例外パッチ - ただし適用優先度は低
「くら寿司 公式アプリ」Android版に脆弱性 - 暗号鍵をハードコード
Fortraのセキュリティ製品、暗号化バイパスの脆弱性を修正
「Wget」非推奨機能に起因する脆弱性、アップデートで削除
「PostgreSQL」にアップデート、脆弱性を修正 - 「同12」はサポート終了へ
「VMware vCenter Server」脆弱性の悪用に注意喚起 - 米当局