2月はDDoS攻撃の観測件数が増加 - 目立つLDAPの増幅攻撃
2月に約27.9Gbpsのトラフィックが生じたLDAPによるリフレクション攻撃が観測された。
インターネットイニシアティブ(IIJ)が、同社のDDoS攻撃防御サービスにおける2月の観測動向を取りまとめたもの。
同社によれば、同月に観測されたDDoS攻撃は441件。前月の421件から20件の増加となった。1日あたり15.8件を検出し、前月の13.6件から上昇している。
もっとも規模が大きかった攻撃は、LDAPを用いたリフレクション攻撃。最大284万ppsのパケットにより、約27.9Gbpsのトラフィックが発生した。
また、もっとも長時間にわたった攻撃もLDAPを用いたリフレクション攻撃だったという。1時間18分にわたって攻撃が続き、発生期間中は最大で3.4Gbps程度の攻撃が発生した。
DDoSの検知動向(グラフ:IIJ)
(Security NEXT - 2019/04/03 )
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