Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

メール誤送信、発覚おそれて職員が関連メールを削除 - 川崎市

神奈川県川崎市は、イベントの抽選結果を通知するメールにおいて誤送信が発生し、申込者のメールアドレスが流出したことを明らかにした。

同市によれば、中原区役所が7月26日16時ごろ送信した「中原区警察署・消防署・区役所ぐるぐるツアーの抽選結果」メールにおいて、誤送信が発生したもの。落選者のうち50人に対して送信したメールが、操作ミスによりメールアドレスが表示された状態となった。

メール送信の約1時間後に受信者から指摘があり、担当職員が誤送信を確認したが、発覚をおそれて返信メールを削除。さらに送信済みの抽選結果メール自体も削除し、報告なども行っていなかった。

その後8月2日、再度誤送信に関する指摘があり、別の職員が対応したことで問題が発覚したという。同市では対象となる申込者にメールで謝罪。誤送信したメールの削除を依頼している。

(Security NEXT - 2019/08/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

会員向けメールに2.2万人分の個人情報を誤添付 - スポーツ教室
メール誤送信でアプリ会員のメアド流出 - 餃子専門店
電子カルテ事業者がペット飼い主情報を誤アップ - 事故対応で誤送信も
顧客向けのメールで誤送信、56回にわけて送信 - 日産自動車
イベント申込者へのメールで誤送信、メアド流出 - 群馬県
誤送信でイベント申込者のメアド流出 - ふくおか歴史資源活用協議会
Instagramフォロワーリストを誤送信 - 山と溪谷社
研修申込者情報を会員企業へ誤送信 - 日本医療機器販売業協会
高校でメール誤送信、オープンスクール参加予定者のメアド流出 - 福岡市
メール誤送信、関係者のメアドが流出 - 横須賀市