Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Chrome」に深刻な脆弱性 - アップデートがリリース

ブラウザ「Chrome」の開発チームは、「Windows」「macOS」「Linux」向けに深刻な脆弱性へ対処した「同77.0.3865.90」をリリースした。

今回のアップデートは、解放後のメモリへアクセスする「Use After Free」の脆弱性4件に対処したもの。

特にユーザーインタフェースに存在する脆弱性「CVE-2019-13685」は、重要度が4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」となっている。

のこる3件「CVE-2019-13686」「CVE-2019-13687」「CVE-2019-13688」については、重要度が次いで高い「高(High)」とレーティング。メディアの処理やオフライン表示に起因する脆弱性だという。

(Security NEXT - 2019/09/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「libxml2」にXXE脆弱性 - 利用アプリに影響
Palo Alto製ファイアウォールにDoS脆弱性 - すでに悪用も
「Deep Security」のWindows向けエージェントに権限昇格の脆弱性
トレンドマイクロのサーバ向けセキュリティ対策製品に脆弱性
「Apache HugeGraph-Server」に認証回避のおそれ - アップデートで修正
「VPN脆弱性」以外の侵入経路もお忘れなく - 水飲み場攻撃など健在
「Apache Hive」「Apache Spark」に署名漏洩の脆弱性
D-Link製の一部ルータ製品に脆弱性 - WAN側にも存在
Cisco ASAに脆弱性、悪用も確認 - 早急に更新を
「Apache MINA」にRCE脆弱性 - アップデートや設定を