2019年2Qの不正送金被害が半減 - ただし法人では増加
2019年第2四半期は、オンラインバンキングにおける不正送金被害額が前四半期から半減した。ただし、法人による被害は増加している。
全国銀行協会が、会員192行を対象に2019年第2四半期におけるオンラインバンキングの不正送金被害の状況について調査したもの。預金者本人以外が不正に送金し、振込先から金銭が引き出され、被害者へ返還できなかったケースを集計した。
同四半期の不正送金による被害件数は115件。被害額は2億1400万円だった。前四半期の147件、4億5100万円をいずれも下回った。
しかしながら、被害件数が50件を下回り、被害額も数千万規模だった2018年後半と比較すると、依然として高い水準で推移している。
被害の推移(全銀協の発表をもとに独自に作成)
(Security NEXT - 2019/09/25 )
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