首都大教員PCがマルウェア感染 - 実在企業名乗るメールで
首都大学東京は、同大教員のパソコンがマルウェアに感染し、メールアドレスが窃取されたことを明らかにした。
同大によれば、10月21日に同大教員のパソコンがマルウェア「Emotet」に感染していることが判明したもの。同月18日17時ごろより、同大の教職員をかたるメールが届いたため、教職員や学生、関係者などへ注意喚起を行っていたところ判明したという。
10月18日10時ごろ、実在する雑誌社をかたるメールの添付ファイルを教員が開封したことから、マルウェアへ感染。その後の調査で、同教員とやりとりしたメールアドレスの一部が窃取されていることがわかった。
同教員のメールボックスには、受信メール1万2069件や送信メール6774件など、あわせて1万8843件のメールが保存されていた。メールアドレスやメールの本文、添付ファイルの流出状況について現在調査を進めている。
同大では、同大教職員をかたる不審なメールに注意を呼びかけており、メールに記載されたリンクや添付ファイルを開かないよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2019/11/05 )
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