Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

10月のフィッシングサイト、過去最多に - 報告は8000件を突破

10月はフィッシング攻撃に利用されたURLの件数が過去最多となった。報告も8000件超と同じく過去最多を記録している。

フィッシング対策協議会によれば、10月に寄せられたフィッシングの報告件数は、前月比1816件増となる8034件となった。

2019年2月以降増加傾向が続いており、7月は2014年6月以来、6年1カ月ぶりに4000件台に到達。以降も報告件数が増えており、8月以降は毎月過去最多記録を塗りかえている。

一方、フィッシング攻撃に悪用されたURLは、7月の2189件をピークに2000件を超える高い水準が続くもののやや減少が見られたが、ふたたび増加。10月は過去最多となる2497件が確認された。

同月に悪用されたブランド件数は55件で、前月から8件増加している。

20191108_ap_001.jpg
フィッシング対策協議会の発表をもとに独自に作成

(Security NEXT - 2019/11/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

9月のフィッシング報告、悪用URLが前月比4割減
「偽警告」相談が半減するも油断禁物 - 引き続きサポート詐欺に警戒を
3Qのインシデントは2割減 - ただし「サイト改ざん」は倍増
先週注目された記事(2024年10月6日〜2024年10月12日)
フィッシングの悪用URLが前月比2.2倍 - 過去最多を更新
フィッシング報告が過去最多を更新 - 悪用URLは減少
先週注目された記事(2024年7月21日〜2024年7月27日)
2Qはインシデントが約8.5%増 - フィッシングが増加
6月のフィッシング、URL件数が過去最多を更新
先週注目された記事(2024年7月14日〜2024年7月20日)