マカフィーのコンシューマー製品に脆弱性 - アップデートがリリース
McAfeeのコンシューマー向け製品「McAfee Total Protection」「McAfee Anti-Virus Plus」「McAfee Internet Security」に脆弱性が明らかとなった。
コード署名を確認せず、悪意あるライブラリファイルを読み込むおそれがある脆弱性「CVE-2019-3648」が明らかとなったもの。
特定フォルダへ悪意あるプログラムを設置されると、ファイルを読み込み、実行するおそれがあるという。ただし、ファイルを設置するには管理者権限が必要となる。
共通脆弱性評価システムである「CVSSv3」のスコアは「6.1」、重要度は「中(Medium)」とレーティングされている。脆弱性の悪用は確認されていない。
同脆弱性は、8月にセキュリティ専門家より報告されたもので、McAfeeでは、11月12日に脆弱性へ対処した「同16.0.R22 Refresh 1」をリリース。利用者へアップデートを呼びかけている。
(Security NEXT - 2019/11/18 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
Palo Alto、「PAN-OS」の脆弱性を特定して修正 - すでに悪用も
Apache Traffic Serverに複数の脆弱性 - アップデートで修正
Synologyの監視カメラ3モデルに深刻な脆弱性
「MS Edge 131」を公開 - 独自含む脆弱性9件を解消
ロードバランサや「PAN-OS」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
10月に完全修正された「VMware vCenter」脆弱性、悪用が判明
楽天モバイルのホームルータに複数の脆弱性 - アップデートを実施
WP向けセキュリティプラグインに深刻な脆弱性 - アップデートで修正
「Ivanti Avalanche」に複数脆弱性 - DoS攻撃や情報漏洩のおそれ
「Apache Airflow」に構成情報など漏洩する脆弱性