システム制御製品「CX-Supervisor」の同梱「TeamViewer」に脆弱性
オムロンが提供する制御システム向けソフトウェア「CX-Supervisor」に脆弱性を含む旧バージョンの「TeamViewer」が同梱されていることがわかった。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、「同3.5(12)」および以前のバージョンに脆弱性を含む「TeamViewer 5.0.8703 QS」が同梱されている脆弱性「CVE-2019-18251」が判明したもの。
同梱版の「TeamViewer」には、認証情報の保護における不備「CVE-2019-11769」や、認証のバイパス「CVE-2018-16550」、情報漏洩「CVE-2018-14333」、不正なライブラリファイルを読み込み「CVE-2010-3128」など4件の脆弱性が含まれる。
オムロンでは、同問題へ対処した「CX-Supervisor 3.5.1(9)」をリリース。セキュリティ機関などよりアップデートが呼びかけられている。
(Security NEXT - 2019/11/18 )
ツイート
PR
関連記事
「NVIDIA License System」に脆弱性 - 情報漏洩やDoSのおそれ
Kubernetesの「gitRepoボリューム」に脆弱性 - アップデートで修正
危険な脆弱性タイプのランキング - CSRFやコード挿入が上昇
米当局、AppleやOracleの脆弱性悪用に注意喚起
「Adobe InDesign」に定例外パッチ - ただし適用優先度は低
「くら寿司 公式アプリ」Android版に脆弱性 - 暗号鍵をハードコード
Fortraのセキュリティ製品、暗号化バイパスの脆弱性を修正
「Wget」非推奨機能に起因する脆弱性、アップデートで削除
「PostgreSQL」にアップデート、脆弱性を修正 - 「同12」はサポート終了へ
「VMware vCenter Server」脆弱性の悪用に注意喚起 - 米当局