若年層向け啓発コンクールの受賞作品決定 - 応募総数6万点超
情報処理推進機構(IPA)は、小学生から高校生までを対象とした「ひろげよう情報モラル・セキュリティコンクール 2019」の受賞作品を発表した。
同イベントは、若年層における情報モラルや情報セキュリティの意識向上を目的としたコンクール。2006年より実施しており、今回で15回目を迎えた。

標語部門の最優秀賞受賞作品
小学生から高校生までを対象に情報モラルや情報セキュリティの大切さをテーマとした作品を募集。標語4万7226点、ポスター4327点、4コママンガ6578点、書写2140点、活動事例15点のあわせて6万862点の作品が寄せられた。
これら応募作品のなかから、意見募集を経て最優秀賞3作品、優秀賞9作品、書写賞6作品を決定。コンクールの協力企業による表彰も含め、受賞作品のべ386点が選出された。
標語部門の最優秀賞は、青森県の中学2年生成田優碧さんの作品『「とくめい」が 自分の良心 まどわせる』に決定した。ポスター部門は岐阜県の中学2年生伴里来さん、4コママンガ部門は愛知県の高校1年生中智奈望さんの作品が受賞した。受賞作品は、同機構のウェブサイトより閲覧できる。
また、情報モラルや情報セキュリティに関するすぐれた取り組みを行った学校を表彰する文部科学大臣賞と優秀活動事例賞も決定した。
(Security NEXT - 2019/12/09 )
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