複数脆弱性に対処した「WordPress 5.3.1」がリリース
コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「WordPress」の開発チームは、最新版となる「同5.3.1」をリリースした。旧版向けにもアップデートを用意している。
同アップデートでは、脆弱性への対処やセキュリティ機能の強化のほか、メンテナンスリリースとして46件の修正を実施した。
セキュリティに関する修正としては、クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性2件へ対応。
権限を持たないユーザーが、「REST API」を介して先頭固定表示の投稿を行える脆弱性に対処したほか、文字列のサニタイズを行う関数「wp_kses_bad_protocol」の強化を実施している。
「同4.1」以降の各系統向けにアップデートを用意しており、ダッシュボードから更新できるほか、自動アップデートに対応している場合はすでに配信を開始しているという。
(Security NEXT - 2019/12/16 )
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