ハードオフ通販サイトにパスワードリスト攻撃
ハードオフの通信販売サイト「ハードオフネットモール」がパスワードリスト攻撃を受けたことがわかった。一部アカウントがログインを許したという。
ハードオフコーポレーションによれば、外部で入手したと見られるアカウント情報を用いて、本人以外の第三者が同サイトのログインを試行する「パスワードリスト攻撃」が行われていることが1月7日に判明したという。
2019年11月29日から2020年1月7日にかけて行われた攻撃で、149件のアカウントがログインを許した。登録されている氏名、住所、電話番号、生年月日、メールアドレス、性別、職業、購入履歴、配送先の氏名や住所、電話番号などのほか、クレジットカードの名義、有効期限、番号の下3桁などを閲覧された可能性がある。
同社では、対象となるアカウントについてパスワードを再設定しないと利用できないよう制限。顧客と個別に連絡を取っている。また不正アクセスを行った発信元からのアクセスを遮断した。
同社では、不正ログインに使われたIDやパスワードについて、同社経由の情報流出を否定。パスワードの使い回しを避けるなど、パスワードを適切に管理するよう利用者へ呼びかけている。
(Security NEXT - 2020/01/14 )
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