「宅ふぁいる便」が終了 - 「オフィス宅ふぁいる便」は継続
ファイル転送サービス「宅ふぁいる便」が不正アクセスを受けた問題で、同サービスを運営する大阪ガス子会社のオージス総研は、同サービスの再開を断念し、サービスを終了すると発表した。
同サービスでは、2019年1月に一部サーバが脆弱性を突かれる不正アクセスを受けたことが判明。会員や退会者に関するあわせて約481万5399件の個人情報が流出したことが明らかになった。
同社ではサービスを停止し、セキュリティの強化などサービスの再開に向けて検討を進めてきたが、サービスの提供にはシステムの再構築が必要で、コストなど総合的に判断した結果、サービスの終了を決定したという。
また同社では同サービスの利用者向けにパスワードを確認したり、ポイントの交換機能などが利用できる「特設サイト」を提供してきたが、2020年3月31日をもって同サービスも終了する。
法人向けサービスである「オフィス宅ふぁいる便」については、別のシステムで運用しており、安全性を確認しているとして、引き続きサービスを提供していく。
(Security NEXT - 2020/01/14 )
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