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京大iPS研究所職員を懲戒解雇 - 機密情報持ち出しや盗撮で

京都大学は、教授宛てのメールを盗み見たり、機密文書をスキャンして持ち出したほか、教授室を盗撮したとする非常勤職員を懲戒解雇した。

同大によると、問題の非常勤職員は、同大教授宛てに送信された機密情報含むメールを無断で閲覧。教授の机から機密書類を持ち出し、スキャンしてデータを取得していた。

さらに教授室に盗撮目的のビデオカメラを設置。撮影したデータの消去に応じず、他教職員がアクセスできる共有フォルダに保存していたという。

業務上の必要がないにもかかわらず、休日に大学のセキュリティエリアに入り、許可なく大学生の子どもなども同エリアに立ち入らせていた。また業務上必要のない印刷を大量に行ったり、備品であるオーブンレンジを勝手に処分する行為などもあったとしている。

同大は、これら行為について就業規則が規定する懲戒事由に該当すると説明。同職員を3月31日付で懲戒解雇とする処分を実施した。

(Security NEXT - 2020/04/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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