牡蠣の通販サイトに不正アクセス - クレカ情報流出の可能性
牡蠣の通信販売サイト「かきのクニヒロ」が不正アクセスを受け、顧客のクレジットカード情報が流出し、悪用された可能性があることがわかった。
同サイトを運営するクニヒロによれば、2018年12月22日から2019年12月6日にかけて、商品購入時に顧客491人が利用したクレジットカード情報が外部へ流出し、一部で不正利用された可能性があるという。クレジットカードの名義、番号、有効期限、セキュリティコードなどが含まれる。
2019年12月6日にクレジットカード会社から情報流出の可能性について指摘があり、問題が発覚。クレジットカードによる決済やサイトを停止し、外部事業者による調査を実施していた。
同調査は1月30日に完了。システムの脆弱性が突かれたことによる不正アクセスが原因だとしている。
同社では2月20日に警察へ被害届を提出、同月25日に個人情報保護委員会への報告を行った。
対象となる顧客に対しては、メールや書面を通じて7月1日より報告と謝罪を行い、心当たりのない請求などが行われていないか確認するよう注意を呼びかけている。
同社では、調査結果を踏まえ、セキュリティ対策および監視体制の強化を行うとしているが、サイトの再開については未定だという。
(Security NEXT - 2020/07/06 )
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