仮想通貨取引所「BTCBOX」を装うフィッシング攻撃に注意
BTCボックスが運営する暗号資産(仮想通貨)取引所「BTCBOX」を装ったフィッシング攻撃の報告を受けているとしてフィッシング対策協議会が注意喚起を行った。
問題のフィッシング攻撃では、「BTCBOX緊急問題」といった件名でメールが送信されており、アカウントで異常ログインが行われたなどと不安を煽り、安全認証などと称してフィッシングサイトへ誘導していた。
メールでは、「他端末でアカウントが使用されようとしている」といった警告メッセージが届いた場合も、無視して作業を進めるよう求めていた。また8時から15時までに作業を行うよう求めており、攻撃者が待機している時間帯の可能性がある。
誘導先のフィッシングサイトでは、メールの記載が「メ-ル」となっているなど不自然な記述も一部見られた。
7月22日の時点でフィッシングサイトの稼働が確認されており、同協議会ではJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。類似したフィッシングサイトに注意するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2020/07/22 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
官民でフィッシング啓発キャンペーン - 安易なクレカ入力に注意喚起
9月のフィッシング報告、悪用URLが前月比4割減
「偽警告」相談が半減するも油断禁物 - 引き続きサポート詐欺に警戒を
11月に「フィッシング対策セミナー 2024」がオンライン開催
3Qのインシデントは2割減 - ただし「サイト改ざん」は倍増
先週注目された記事(2024年10月6日〜2024年10月12日)
「JPAAWG 7th General Meeting」、参加登録を受付中
「CODE BLUE 2024」の講演が決定 - 脅威関連から、AI、情報戦まで
フィッシングの悪用URLが前月比2.2倍 - 過去最多を更新
「フィッシング対策勉強会」を9月にオンライン開催 - フィ対協