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宅配便の不在通知を装うスミッシングに注意 - ダイナミックDNSを悪用

フィッシング対策協議会は、宅配便の不在通知を装うスミッシング攻撃について報告を受けているとして注意喚起を行った。

ショートメッセージサービス(SMS)を悪用し、宅配便業者が発信したように見せかけたメッセージで金融機関を装った偽サイトへ誘導するフィッシング攻撃が確認されたもの。

メッセージでは、「不在のため荷物を持ち帰った」としてURLを記載。誘導先では、オンラインバンキングの偽サイトで情報をだまし取ったり、悪意あるアプリをインストールさせようとしていた。

またメッセージに記載するURLのドメインには、Amazon Web Services(AWS)上で運用されている海外のダイナミックDNSサービスが悪用されている。

すでに8月7日の時点で誘導先のフィッシングサイトは稼働が停止していたが、同協議会では類似したフィッシング攻撃が発生する可能性があるとして注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2020/08/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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