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「Adobe Acrobat/Reader」にアップデート - 脆弱性26件を修正

Adobe Systemsは、深刻な脆弱性へ対処した「Adobe Acrobat」「Adobe Reader」のセキュリティアップデートを公開した。

今回のアップデートは、「Windows」「macOS」の双方に提供するもので、あわせて26件の脆弱性に対応したもの。

重要度が3段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は11件。バッファエラーの脆弱性5件や、解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性2件、域外メモリへの書き込み2件、セキュリティのバイパス2件を修正した。

残る15件の脆弱性は、域外メモリの読み込みや情報漏洩、スタックの枯渇など生じるもので、いずれも3段階中2番目にあたる「重要(Important)」とレーティングされている。

同社は、「Continuousトラック」向けに脆弱性を解消したアップデート「同2020.012.20041」をリリース。あわせて「Classicトラック」向けに「同2020.001.30005」「同2017.011.30175」「同2015.006.30527」を提供開始した。

適用優先度は、いずれも3段階中2番目にあたる「2」としており、30日以内を目安にアップデートするよう呼びかけている。

今回同社が修正した脆弱性は以下のとおり。

CVE-2020-9697
CVE-2020-9714
CVE-2020-9693
CVE-2020-9694
CVE-2020-9696
CVE-2020-9712
CVE-2020-9702
CVE-2020-9703
CVE-2020-9723
CVE-2020-9705
CVE-2020-9706
CVE-2020-9707
CVE-2020-9710
CVE-2020-9716
CVE-2020-9717
CVE-2020-9718
CVE-2020-9719
CVE-2020-9720
CVE-2020-9721
CVE-2020-9698
CVE-2020-9699
CVE-2020-9700
CVE-2020-9701
CVE-2020-9704
CVE-2020-9715
CVE-2020-9722

(Security NEXT - 2020/08/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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