委託配達員がクロネコメール便約2万1000件を放置、一部は焼却処分
ヤマト運輸は、同社のクロネコメール便において約2万1000件の未配達が発生していたことを明らかにした。
同社によれば、発送依頼主から一部区域のメール便が届いていないとの問い合わせがあり、11月17日から19日にかけて調査を実施。その結果、京都の亀岡支店の委託配達員が約2万1000件のクロネコメール便を自宅に放置し、一部については焼却していたことがわかった。
放置されていたのは、2009年11月から2010年11月の間に、法人から京都府亀岡市向けに発送されたメール便。同時期から扱うメール便の数量が増加し、当日中に配達できなくなったため、カタログやダイレクトメールなどを選別して自宅物置に放置していたという。
同社では、対象となる依頼主に報告や謝罪を行い、未配達の荷物について個別に対応するとしている。同社では昨年11月にも同様の未配達が発覚していることから、あらためて再発防止を徹底するとしている。
(Security NEXT - 2010/11/25 )
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