Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

個人情報を不正に閲覧、知人に漏洩した職員を懲戒処分 - 船橋市

千葉県船橋市は、住民の世帯情報を不正に閲覧し、内容の一部を知人に漏洩した職員に対し、10月7日付で懲戒処分を行った。

同市によれば、環境部の職員が2013年5月、職場の住民基本台帳システムの端末を業務以外の目的で使用。同市の住民1人の世帯情報を閲覧し、情報の一部を知人に漏らしていたという。

同市ではこれを受け、10月7日付けで懲戒停職3カ月および係長級から主任級への降任処分を実施。また管理監督者2人に対し文書による訓告の処分を行った。

同市では再発防止に向けて、全職員を対象に情報管理に関する研修を実施するほか、端末操作ログを各部署で上長が監視できるようシステム変更する。また情報管理適正化チームや、第三者からの通報受付窓口の設置などを検討するとしている。

(Security NEXT - 2013/10/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

意識調査対象者名簿が誤破棄か、廃棄時に気づく - 仙台市
DV被害者の住所含む書類を加害者へ誤交付 - 所沢市
臨時IDカードで知人住所を取得、待ち伏せ職員を処分 - 仙台市
マイナカード廃棄で不備、シュレッダー利用するも一部裁断されず - 台東区
世論調査対象者の個人情報を紛失 - NHK
一部マイナ保険証で他人情報と紐付け - 1年強で7000件超
住基ネットの個人情報漏洩で職員を懲戒免職 - 杉並区
私的に戸籍情報参照した職員を懲戒処分、刑事告発も - 宇部市
住基システムの個人情報を漏洩、職員が逮捕 - 杉並区
姓など同じ別人のマイナンバーを住民システムに誤入力 - 鎌倉市