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プロジェクト管理ソフト「Redmine」にオープンリダイレクトの脆弱性

プロジェクト管理ソフト「Redmine」に任意のURLへリダイレクトできる脆弱性が含まれていることがわかった。

脆弱性ポータルサイトのJVNによれば、同ソフトにおいて、URLのパラメータチェックに問題があり、「オープンリダイレクト」の脆弱性「CVE-2014-1985」が存在するという。

脆弱性を利用することで任意のウェブサイトにリダイレクトをさせることが可能となり、フィッシングサイトへ誘導する際の踏み台などへ悪用されるおそれがある。

現在、脆弱性を修正した「同2.5.1」「同2.4.5」が公開されている。今回の脆弱性は、SCSKの境稔氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。脆弱性の修正にあたり、JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。

(Security NEXT - 2014/04/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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