FAE、情報漏洩対策ソフトを機能強化 - USBメモリやスマホ管理に対応
富士通アドバンストエンジニアリングは、Windows向け情報漏洩対策ソリューションの新版「InfoBarrier7」を販売開始した。外部メディアの管理機能などを強化している。
同製品は、クライアントPCにおける外部メディアへのデータコピー、印刷、業務外アプリケーションの使用といった操作を制限したり、操作ログの取得など、組織内の端末を一元管理し、情報漏洩を防止するセキュリティソリューション。違反行為を監視し、管理者や違反者本人に警告表示を行うこともできる。
最新版では、USBメモリをはじめとする記録メディアの統制管理機能を強化。管理者が許可した外部メディア以外の使用を制限することが可能。スマートデバイスによるデータの持ち出しを禁止でき、組織内部からの機密情報の持ち出しを防止する。
外部記録媒体管理ワークフロー機能(図:FAE)
また、「外部記録媒体管理ワークフロー機能」を用意。従業員による外部記録メディアの利用申請に対し、必要に応じて管理者が許可できる。さらに持ち出すデータに対して、強制的に暗号化でき、紛失時における情報漏洩を防止する。
利便性を向上させたほか、「Windows 8」や最新OSの「同8.1」をサポート。スタートメニューを復活させたり、「モダンUI」へ遷移させないよう制限することで、旧バージョンのWindowsと同様の操作感を再現できるほか、ストアアプリの利用を制限することも可能。
価格は、InfoBarrier7 Plusサーバが56万1600円。クライアントが18144円から。
(Security NEXT - 2014/10/28 )
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