2014年3Qにマルウェア総数が3億件を突破 - 新種のランサムウェアが大幅増
4期連続で減少傾向を見せてきた新種のランサムウェアが、2014年第3四半期に増加へ転じ、急増したことがわかった。これまで30万件前後で推移していたフィッシングサイトのURLも、250万件に拡大している。
マカフィーによれば、同社のマルウェアデータベースの登録件数は、前年同期比76%増となり3億件を突破。同四半期に出現した新種マルウェアは、4000万件を超えたという。
同社によれば、なかでも懸念されるのがランサムウェアの増加で、新種件数は4期連続で減少していたが、同四半期には一転して増加。総数は200万件に達している。
ウェブの脅威に目を移すと、同四半期にあらたに確認された不審なURLの件数は、前四半期の2倍弱となる3000万件超。なかでもフィッシングサイトの増加が顕著で、あらたに確認されたURL件数が250万件に急増した。フィッシングメールの受信者ごとにサブドメインを作成したロシアのフィッシング詐欺が大きく影響したという。
(Security NEXT - 2014/12/15 )
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