通販サイト「セシール」で不正ログイン - 不正受注や個人情報改ざん
大手通販サイト「セシール」において、本人以外の第三者による不正ログインが確認された。不正受注や個人情報の改ざんが発生したという。
不正ログインの被害が発生したディノス・セシール
同サイトを運営しているディノス・セシールによれば、7月13日17時過ぎ、不審な注文を発見、確認したところ、他人のIDとパスワードを使った不正ログインによる商品の不正注文であることが判明したという。
151件のアカウントが不正にログインされ、顧客24人に関する氏名や住所、電話番号、生年月日、性別、さらに127人の氏名が流出した。また同社が運営する通販サイト「ディノス」においても、1件が不正ログインが確認されたという。
また今回の不正ログインにより、10件であわせて161万5423円分の不正注文が行われた。配送の差し止めなど対応を講じたが、3件55万6972円分の被害が生じたという。また14人のメールアドレスと1人の住所が改ざんされる被害が発生している。
不正ログインが発生した原因については、同社以外から流出したアカウント情報を使用した「パスワードリスト攻撃」であると説明。不正ログインの対象となった顧客151人について、サイトへのログインを停止したうえで、新しい顧客番号での再登録を案内するなどの対応を行っている。
(Security NEXT - 2015/07/17 )
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