2019年のIoTデバイスは9億5600万台 - 5年間で4億台増
2014年から2019年までの5年間にIoTデバイスは約4億台増加し、2019年には9億5600万台が稼働しているとの見込みを調査会社が取りまとめた。
IDC Japanが発表したもので、スマートフォン、タブレット、パソコンなど従来のクライアント端末の稼働台数は2014年の実績で1億5600万台。2019年の稼働台数を1億9800万台、年間平均成長率を4.9%と予測している。
一方、IoTデバイスの稼働台数は5億5700万台で、2019年の予測稼働台数は9億5600万台。平均成長率は11.4%に達し、従来のデバイスと比べて大きな伸びとなる見込みだという。
出荷額を見ると、2014年に3兆5400億円だった従来端末だが、成長率は1%にとどまり2019年は3兆7300億円。それに対し、IoTデバイスは2014年の8兆3900億円から2019年には12兆円を超えると同社では見ている。
(Security NEXT - 2015/09/07 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
国内で「Mirai」とは異なるボットネットの動きが加速
2022年はランサム攻撃が前年比21%減 - 後半で増加傾向も
対ウクライナDDoS攻撃の余波を観測 - JPCERT/CC
ソフト全般「脆弱性」対策の必要性、PC利用者で約6割が認知
消費者の7割は利益に関わらず個人情報の提供に慎重 - JIPDEC調査
マルウェア減るもランサムウェアは前年から倍増
消費者の9割弱、商品サービス選択時に提供企業のプライバシー取組を考慮
2021年1Qのダークネット宛パケット、前月から約1割減
IoTマルウェアの検体情報など研究者にデータを無償提供 - 横国大
約3分の1の企業がIoTやOTでセキュリティ事故を経験