ネット検索で狙われるミュージシャン - 「無料DL」などで誘惑
インテルセキュリティは、インターネットの検索結果において危険性が高い有名人ランキングの取りまとめた。前回同様ミュージシャンが上位を占めており、音楽コンテンツなどに見せかけてマルウェアなどが配布されていた。
同調査は、ウェブサイトの危険性をレーティングする同社製品を用い、インターネットで有名人の名前を検索した結果から危険なサイトを抽出、リスク状況を調べた。今回で9回目となる。
前回の2014年は上位10人中、8人が音楽関係者だったが、今回は7人のミュージシャンがランクインした。特にジャンルによる偏りは見られず、ポップスからダンスミュージック、ヒップホップ、カントリーまで多岐にわたる。一部サイトでは音楽や動画などの無料ダウンロードに見せかけ、悪質なコンテンツが配信されていた。
1位は前回2位だったDJのアーミン ヴァン ブーレンさん。「無料MP4」や「HDダウンロード」「Torrent」といった検索ワードと組みあわせた場合、検索結果の約17.9%がマルウェアやフィッシング、スパム配信などの脅威を含むサイトだったという。
また4位のブリトニー スピアーズさんは、前々回、前回に引き続きランク入りした。そのほか、女性コメディアンや女優なども上位に名を連ねている。
(Security NEXT - 2015/10/05 )
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