Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

患者665人の医療情報など含む一覧表を紛失 - 大阪市大病院

大阪市立大学医学部付属病院の医師が、手術を受けた患者の個人情報が記載された一覧表を、帰宅途中に紛失していたことがわかった。

同院医師が、自宅で作業を行うために持ち出した患者一覧表を11月7日未明に紛失したもの。紛失した一覧表には2014年に泌尿器科で手術を受けた患者665人の氏名や生年月日、年齢、性別のほか、病名や術式、執刀医などの医療情報が記載されていた。

同医師が、帰宅途中に紛失したと見られ、タクシーで帰宅後にショルダーバッグを紛失していることに気付いた。立ち寄り場所や交通機関に問い合わせるとともに、警察へ届出を行ったが見つかっていない。同院では、対象となる患者に対し、電話や書面で説明と謝罪を行うとしている。

(Security NEXT - 2015/11/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

電子カルテ事業者がペット飼い主情報を誤アップ - 事故対応で誤送信も
カルテ漏洩や患者クレカ不正利用で付属病院看護師を処分 - 秋田大
元教授が患者情報を不正持出、開院案内などに利用 - 広大病院
再委託先でランサム感染、被保険者情報が流出した可能性 - クボタ健保組合
患者の個人情報含むUSBメモリが所在不明に - 公立富岡総合病院
患者情報含む市民病院の旧端末がフリマアプリに流通 - 気仙沼市
委託業者に無関係の病棟管理日誌を誤送信 - かみいち総合病院
学生が患者の個人情報含むカルテの写真をSNSに投稿 - 名古屋大病院
申込用に公開した表計算ファイルに個人情報 - 都立豊島病院
職員が患者カルテをインスタ投稿、個人情報が残存 - 仙台市立病院