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民生委員が高齢者世帯生活調査票や災害時用名簿を紛失

東京都台東区は、民生委員が個人情報を含むファイルや名簿を自宅で紛失したことを公表した。家族が誤って処分してしまった可能性が高いという。

同区によれば、民生委員が書類を使って自宅で作業を行っていたが、12月4日に書類が見当たらないことに気付いたという。民生委員は、11月中旬に書類を使用したが、以降の所在がわからないという。

紛失したのは57世帯79人分の「ひとり暮らし等高齢者世帯生活調査票」。氏名や住所、電話番号、性別、生年月日、年齢、世帯状況、緊急連絡先などが含まれる。また76人の氏名と住所が記載された「災害時要請援護者名簿」が同じ区所在がわからない状態だという。

同委員は、これら書類を外部へ持ち出しておらず、家族が誤って廃棄した可能性が高いと説明しているという。

(Security NEXT - 2015/12/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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