Huawei製モバイルルータに脆弱性 - 悪意あるサーバに誘導される可能性
Huaweiが提供するモバイルWi-Fiルータに、DNS応答が偽装されるおそれがある脆弱性「CVE-2015-8265」が含まれていることがわかった。

E5151
「同E5151」のファームウェア「21.141.13.00.1080」および「E5186」のファームウェア「V200R001B306D01C00」では、DNSのソースポートランダマイゼーションを行っておらず、ポートを固定して利用していることが明らかになったもの。
DNSスプーディングによりレスポンスを偽装された場合、LAN内の端末を悪意あるサーバに誘導されるおそれがある。脆弱性を修正したファームウェアが公開されており、同社やセキュリティ機関ではアップデートを呼びかけている。
(Security NEXT - 2016/02/08 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Apache Roller」にPW変更後もログインセッションが破棄されない脆弱性
リモートアクセス製品「SonicWall SMA100」の既知脆弱性が標的に
「Java SE」にセキュリティアップデート - 脆弱性6件を解消
「Cisco Webex App」に脆弱性 - 不正な招待リンクでコード実行のおそれ
「CVEプログラム」の運用財団が設立 - 米政府契約終了を受け移行か
Windows向け「Horizon Client」に権限昇格の脆弱性 - パッチがリリース
「Chrome」に2件の脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
Mozilla、「Firefox 137.0.2」をリリース - 脆弱性1件を解消
既知脆弱性による「FortiOS」侵害の新手法 - 初期経路封じても被害継続
「NATS Server」の一部APIに深刻な脆弱性 - アップデートを