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J-WAVEに不正アクセス - ゼロデイ攻撃で個人情報が流出した可能性

J-WAVEのウェブサイトが不正アクセスを受け、同社リスナーの個人情報が外部へ流出した可能性があることがわかった。

同社によれば、4月21日0時から3時ごろにかけてウェブサーバが不正アクセスを受けたもので、同サーバ上に保存されていた個人情報が外部へ流出した可能性があることが判明した。

流出のおそれがあるのは、2007年以降に同サイトのメッセージフォームから番組へメッセージを送信したり、プレゼントへ応募したリスナーに関する個人情報約64万件。氏名や住所、電話番号、性別、年齢、職業、メールアドレスなどが含まれる。

同サイトで利用していたソフトウェアに、攻撃発生当時、修正プログラムが提供されていない「未知の脆弱性」が存在。同脆弱性に対して、「OSコマンドインジェクション」のゼロデイ攻撃が行われたことが、アクセスログの解析により判明したという。同社は一時、原因となった具体的なソフト名を公表していたが、現在は記載を削除している。

同社では原因となった同ソフトをサーバ上から削除。個人情報も安全な場所に退避させた。今回の被害について監督官庁へ届けるとともに、対象となるリスナーに対しては、メールで順次連絡を取るとともに、同社を装ったメールへ注意するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2016/04/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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