Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Adobe Acrobat/Reader」に深刻な脆弱性 - 更新を10日に公開予定

Adobe Systemsは、「Adobe Acrobat」および「Adobe Reader」のセキュリティアップデートを準備しており、米時間1月10日に公開する計画だ。

20170106_as_001.jpg
公開予告を行ったAdobe Systems

同社の「Adobe Acrobat」「Adobe Reader」における深刻な脆弱性の修正に向けて、「Windows」および「Mac」向けにセキュリティアップデートの準備を進めているもの。

各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」のタイミングにあわせた公開を予定している。

脆弱性の悪用は1月5日の時点で確認されていない。同社ではいずれのプラットフォームに関しても、適用優先度を提供より30日以内のアップデートを目安とする3段階中2番目の「2」にレーティング。アップデートの公開に備えるよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2017/01/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Chrome」にゼロデイ脆弱性 - Windows向けにアップデートをリリース
APTグループが「Chrome」ゼロデイ脆弱性を悪用 - リンク経由で感染
「Kentico Xperience」に複数の「クリティカル」脆弱性
「VMware Tools」のWindows版に認証回避の脆弱性
IT資産管理ソフト「AssetView」に脆弱性 - アップデートを提供
監視ツール「Pandora FMS」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
GitHubアクション「reviewdog」で改ざん被害 - SC攻撃の起点に
Progress製ロードバランサーに脆弱性 - アップデートが公開
ストレージ仮想化ソフト「IBM Storage Virtualize」の一部プラグインに脆弱性
「MS Edge」にアップデート - 独自含む脆弱性3件を解消