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OSSのショッピングカートシステムに脆弱性 - 修正版が公開

CubeCartが提供するオープンソースのショッピングカートシステム「CubeCart」に、ディレクトリトラバーサルの脆弱性が含まれていることがわかった。脆弱性を解消したアップデートが公開されている。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、今回明らかになった脆弱性「CVE-2017-2117」を利用すると、管理者としてログインできるユーザーにより、本来アクセス権限を持たないサーバ上のファイルへアクセスすることが可能になるという。

同脆弱性は、浅井健氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。脆弱性を解消した「CubeCart 6.1.5」がリリースされている。

(Security NEXT - 2017/02/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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